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人事異動の仕組みを知ると出世・昇進にも繋がり立ち回りが変わる

どーも。二児パパです。Twitterもやっています。
忖度無しで、ズバズバ情報発信してま~す。

年度末が近づいてくると気になることがありますよね。

日本の多くの企業は4月始まりとなっていますので毎年4月は異動の時期なのではないでしょうか?

人事業務に携わった経験を活かして、人事に関係する話を紹介します。

こちらの記事は2月~3月に急激にアクセス数がアップします。

人事部や人事異動の在り方について理解を深めておけば、少し違った視点で会社生活を送ることができますよ。

人事異動というブラックボックスを知ることで、会社での立ち回り方も変わります。
異動に一喜一憂せず、現実をとらえながらキャリアを積んでください。

今回の記事が少しでもあなたの役に立てれば嬉しいです。
是非、ご覧ください。
☆☆この記事は約3分で読めます☆☆

目次(クリックでジャンプ)

人事部の役割(異動・昇進の調整役)

人事部の役割上司・部下面談

人事部の役割は以下の通りです。

  • 社員の異動・人事考課
  • 労働組合との交渉
  • 人事制度の企画・立案
  • 新卒採用・中途採用
  • 社内教育
  • 給与や退職金、労働時間などの労働条件整備
  • 給与管理や勤務管理、システム対応の総務関連

多くの役割のある人事部で、権限という観点で目を移してみます。

評価・異動の権限は、人事部が握っている場合もあれば、本部の上位職が持っていて、人事部は全体の調整を行うというケースもあります。

今回は人事機能の中でも「社員の異動」について解説します。

人事異動の決まり方

人事異動ってどうやって決まっていると思いますか?
ケースはいろいろで、判断基準も会社によって様々あります。

人事異動の最大の目的は、「組織力の強化」です。

人事異動を決めるにあたってまずは組織の課題や方向性を決めた上で適任者を選出していきます。
そこには、今まで携わってきた業務内容や個人の能力・年齢・同僚・上司・後輩との関係性等々、複合的な要素で判断していきます。

そして、一つ一つの人事異動には意味・目的を持っているです。

後付けであっても意味・目的がつけられます。

だから「辞令」を受けた際には可能な限り、人事異動の狙いを聞くことをおススメします

実際、社員と面談した際に、今回の人事異動の目的を聞かれたこともあります。

人事異動の目的を伝えることで社員の動き方が変わるので、積極的に聞いてもらえるのは上司の立場としてもありがたいです。

まともな企業ならば、「必ず目的や役割が伝えることができる」はずです。

なお、大企業であればそれぞれの部署を横断して、人の奪い合い・出し合いになっていきます。

管理職や部・課の定員はあらかじめ決まっていますので、1人の異動が生じるとその後任をあてがうことになり、次々と玉突きで異動が発生し昇格・降格も生じるものです。

人事異動は単に人を動かして組織に当てはめることが目的ではありません。

各組織の刺激策でもあります。社員の仕事の幅を広げて能力を開発する手段なのです。

人事部は常々職場の上司にヒアリングを行い、適材を探していくというスタンスです。

裏を返すと、上司が自分の異動の行方を握っているということも知っておいてください。

人事異動の内示(昇進・異動)は細心の注意で取り扱われる

人事異動の内示情報は細心の注意を払う

たいていの企業は大規模な異動があるときには、内示日が事前に通知されると思います。


内示日には、異動がある人も無い人もソワソワ・ドキドキ、上司に声を掛けられるだけで「ビク」っとするような人もいるのではないでしょうか?

異動時期になると必ず出てくる、「名ばかりいかさま人事課長」が現れます。

根拠もないのに、「〇〇さんはきっと〇〇の部署で働くことになるだろうな」と勝手な予想をしだすのです。
そのような人はたいてい、でたらめで予想を言っているだけです。気にしなくて結構です。

また、たまたま当たった場合に、自分は社内の情報を知っているというハッタリを言って、相手を信頼させようとする人もいます。

企業において人事情報は簡単には外に出ません。人事部は内示日まで細心の注意を払って異動情報を扱います。

異動の資料作成は、職場の社員が退社してから出会ったり、別室でこっそり作成しています。

そもそも、異動のような重要人事を検討する際は、日常業務の中で集中できない状況ではやりません。

集中できる環境で人に関する情報は扱うものです。

なお、人事情報が簡単に漏れてしまう企業は、重要情報に関する扱いも甘いと思いますので企業としては△というか×です。

人事情報が漏れ聞こえてくる組織は、レベルの低い企業であると判断しても良いと思います。

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人は自分のことを高く評価する

人は自分のことを高く評価しがち

出世や昇進をしたいと思う人が心がけておくこととして、競争相手やライバルがいるときに、ちょっと自分の方が負けているかもしれないなと思った時は、他人から見るとだいぶ負けていると思っておきましょう。

人は自分のことを3割増しで良いように自己評価してしまう生き物です。

その点を知って行動するか、知らずに行動するかで対応は大きく変わってきます。

自分自身が客観的に正しく見れる能力はそれだけで素晴らしい能力です。

驕ることなく、謙虚に、自分の実力を正しく把握し、適切な行動をとっていきましょう。

人事部は知らないふりして社員を見ている

人事部の方が在籍する部屋やフロアに行くことはありますか?
その時は、必ず意識を高く持って赴いてください

人事に携わる人は、少しの情報から社員を把握しようと思います。

常に人に関わっていると、少しの言動が目につきます。

守秘義務あるので、得た情報は慎重に取り扱いますが、人事異動の際に検討材料となることもあります。

私も実際に何気ない会話の中で、本人の本音や希望・隠れた能力を見つけようとします。

相手に対して関心がないように見せながらも、一つ一つの挙動や言動を見て、対象者がどのような人物であるか把握しているのです。

それは、懇親会等の飲み会でも同様です。いくら仕事外での関わりといっても、人事部の方は仕事として知り得ている情報は活用します。

人事部の方と接点を持つときは、見られているということを意識しておいてください。

私は、数百名の部下の人事情報を扱っていました。一人ひとりの名前・顔はもちろんのこと、家族情報や今までのキャリア・業務能力・本人の可能性も含めて、個人の情報を頭にたたきこんでいます。

ただし、一人の人事担当が把握できるのは、200人~300人が限界だと思います。

残りの把握は、職場のキーマンにヒアリングして把握していくのです。

その情報をもとに、会社方針に則り、異動のポストを決めていくのです。

適材適所で、社員にとっても会社にとってもプラスになる異動を選択するのです。

異動によって、社員が成長すること。それが人事に携わる者の喜びとなります。

人事異動の法則(昇進・異動)

woman in white long sleeve shirt sitting on black office rolling chair

出世をする人は人事異動により様々なポストを経験し成長機会が作られます。

ドラマ「半沢直樹」をご覧になった方なら認識していらっしゃると思いますが、将来の幹部候補になる人物に対しては、若手の頃から目をつけて早い段階から、キャリアステップのための異動を繰り返し様々な経験を積んで出世していくのです。

幹部候補者は10年以上のスパンで既に決まっていたりするのです。

初めは基本的に現場、計画・経理・人事等々、総合的に様々な業務を経験させ、スペシャリストを作っていくのです。

まとめ

  • 人事異動(昇進・異動)の目的は組織強化
  • 人間関係の悪化等による異動は本位ではない
  • 10年単位で幹部候補は育てられる
  • 異動によって人・会社が成長する

以上、記事が参考になれば、嬉しいです。
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これからも少しでも有益だと思っていただける情報を発信していきます。ありがとうございました。

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この記事の監修・執筆

アラサー夫婦「節約志向」で1000万円を貯蓄|ファイナンシャルプランナー資格保有者|20代前半で住宅購入|副業思考でコツコツ積み上げ|資産形成が得意|姉妹育児中|人と異なる視点を持ち逆算思考で軽い生活実践中

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